どうもmicanです。新参には円安きついっすね。
今回はSPYDを調べてみて面白かったので。
こんな記事を見た。
シーゲル次郎氏はやっぱり勉強家だなあ。
この18本のうち、SPYDなるETFがある。
SPYD SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式
そう、高配当株式ETF。
シーゲル次郎氏の記事からそのまま引用すれば、
しかし公共セクターと不動産セクターの割合が高いのがシーゲル次郎氏にはご不満のようだ。
ここでは、シーゲル次郎氏が書かなかったこと情報をちょろっとだけ書いておこう。
まずは
設定日:2015-10-21
これは重要だ。つまり、実績がないということになる。
けれどもmican的には実績など必要ないと思う。
ETFとしての実績は短くとも、連動先のS&P500 HIGH DIVIDENT INDEXなる指数は「配当支払い上位80銘柄」という客観的な指標に基づくからだ。
HDVのワイドモート(笑)な謎基準とは対照的だ。(HDVについてはこちら)
HDVのモーニングスター指数と違ってこちらの指数は遡って計算可能だし、実際ファクトシートには書かれている。
ここ10年間の年率リターンは12.16% 。
ただし2008年の単年成績は -43.13% 。QQQ以上の下げ幅。
そしてもうひとつ注意しなくければならないことがあって、どうもこの指数、均等加重らしいのだ。
では、その連動先指数について見てみよう。
今回は↓のMethodologyのPDFだ。
https://us.spindices.com/indices/strategy/sp-500-high-dividend-index
ETFの定性的な分析には不可欠だからしっかり探せ。
英語が読めないとのたまう人の多くは、単に辞書を引く手間を惜しんでるだけだ。
1月末と7月末だ。ただしリバランスの基準となる参照日は前月末日。
1. 配当がゼロより大きいものをまず抽出する
2. 参照日以降の12ヶ月の予想配当利回り(indicated dividend yield)で降順に並べる
3. 上位64銘柄は自動的に構成入り。残りは96位以内の銘柄から、現在の構成銘柄であるものを上から順に採用していく。それでも枠が余ったら非構成銘柄で上位のものを採用していく。
複数の株式クラスを持つような企業については、ひとつだけを最初にリスティングするそうだ。
指数については以上だ。
考えてみると、高配当という基準で選ぶならば均等加重も良いかもしれない。
だって、均等加重出なかったら何を基準に加重するのか。
時価総額はおかしいよね。
そもそも高配当にウェイトを置くために高配当ETFを買うんだから。
配当利回り?
それもちょっと極端すぎて怖いでしょ。
あやしい企業にオーバーウェイトするリスクがある。
結局均等が一番丸くおさまるのだ。
というわけで私micanは、今後HDVの枠をSPYDに渡すことになるかもしれない。
あえてHDVを売るようなことはせんけどね。
今回はSPYDを調べてみて面白かったので。
マネックス証券でSPYDが取り扱い開始
マネックス証券にてスパイダーの超低コストETFが18本新規取り扱い開始! | シーゲル次郎こんな記事を見た。
シーゲル次郎氏はやっぱり勉強家だなあ。
この18本のうち、SPYDなるETFがある。
SPYD SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式
そう、高配当株式ETF。
シーゲル次郎氏の記事からそのまま引用すれば、
S&P500のうち、配当支払い上位80銘柄で構成されています。信託報酬は0.07%となっており、高配当ETFとしては最安値クラスです。配当利回りは約4%程度です素晴らしい。
しかし公共セクターと不動産セクターの割合が高いのがシーゲル次郎氏にはご不満のようだ。
ここでは、シーゲル次郎氏が書かなかったこと情報をちょろっとだけ書いておこう。
まずは
設定日:2015-10-21
これは重要だ。つまり、実績がないということになる。
けれどもmican的には実績など必要ないと思う。
ETFとしての実績は短くとも、連動先のS&P500 HIGH DIVIDENT INDEXなる指数は「配当支払い上位80銘柄」という客観的な指標に基づくからだ。
HDVのワイドモート(笑)な謎基準とは対照的だ。(HDVについてはこちら)
HDVのモーニングスター指数と違ってこちらの指数は遡って計算可能だし、実際ファクトシートには書かれている。
ここ10年間の年率リターンは12.16% 。
ただし2008年の単年成績は -43.13% 。QQQ以上の下げ幅。
そしてもうひとつ注意しなくければならないことがあって、どうもこの指数、均等加重らしいのだ。
では、その連動先指数について見てみよう。
S&P500 HIGH DIVIDENT INDEX の説明書を読む
ぜひみなさんには覚えておいて欲しいのだけれど、ETFの連動先指数には、大抵説明書がある。今回は↓のMethodologyのPDFだ。
https://us.spindices.com/indices/strategy/sp-500-high-dividend-index
ETFの定性的な分析には不可欠だからしっかり探せ。
英語が読めないとのたまう人の多くは、単に辞書を引く手間を惜しんでるだけだ。
導入(Introduction)
重要なところだけ引用する。The index is designed to provide exposure to 80 high yielding companies within the S&P 500.S&P500の高配当80銘柄を使うよってだけだな。
The index is equal-weighted, with constituents reweighted semi-annually.指数は均等加重であり、半年ごとにリバランスされる。
1月末と7月末だ。ただしリバランスの基準となる参照日は前月末日。
指数構成(Index Construction)
構成銘柄の選択。つまり銘柄の入れ替え方法。1. 配当がゼロより大きいものをまず抽出する
2. 参照日以降の12ヶ月の予想配当利回り(indicated dividend yield)で降順に並べる
3. 上位64銘柄は自動的に構成入り。残りは96位以内の銘柄から、現在の構成銘柄であるものを上から順に採用していく。それでも枠が余ったら非構成銘柄で上位のものを採用していく。
複数の株式クラスを持つような企業については、ひとつだけを最初にリスティングするそうだ。
指数については以上だ。
素朴な感想と考察
ひたすら客観的で、好感が持てる。考えてみると、高配当という基準で選ぶならば均等加重も良いかもしれない。
だって、均等加重出なかったら何を基準に加重するのか。
時価総額はおかしいよね。
そもそも高配当にウェイトを置くために高配当ETFを買うんだから。
配当利回り?
それもちょっと極端すぎて怖いでしょ。
あやしい企業にオーバーウェイトするリスクがある。
結局均等が一番丸くおさまるのだ。
というわけで私micanは、今後HDVの枠をSPYDに渡すことになるかもしれない。
あえてHDVを売るようなことはせんけどね。
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