GEとIBMがこれだけ下落してもダウはピンピンしてるという事実


分散の威力。
どうもmican(@kata_mican)と申す。

チャートはYahoo Finance。

インデックス最強がまた証明された?

ダウのチャートからGEとIBMの下落を読み取ることができるだろうか。
micanにはできない。

仮に10%のウエイトを占める銘柄が20%下落した場合

指数としては2%の下落ということで合っているだろうか。 年率トータルリターン5%であれば半年かからず取り戻せる。

仮に破産、ゼロになったとして10%だ。 年率5%のトータルリターンを基準とすれば、2年で取り戻せる。

これってすごくないか。

成長分野もETFなら破産リスク最小限

個別株とETFは別物である

米国株ブロガー界隈では「ワイドモート」な銘柄が大人気だが、その理由は、思うに、彼らが個別株投資家だからだ。
たとえば10社でリスク最小化とリターン最大化のバランスを取ろうとすると、必然的にそういった選択になるのだろう。

しかしETFというものを選択肢に加えると全く違う景色が見えてくる。
個別株であれば倒産リスクの大きい分野でも、ある程度分散されていれば全体のリターンによってすぐに穴埋めされる。

高成長であれば局所的な損失はすぐに補填される

10%の価値が毀損される事態になっても、10%強のトータルリターンがある分野であれば、1年で取り戻せる。 トータルリターン5%である場合の半分の期間でいいのだ。

つまりリターン自体がリスクヘッジになるので、極端な分散は必要なく、リターンを最大化できるよう銘柄数はむしろ絞られていた方が良い(あくまで個人的な意見であって裏付けはない)。

ちなみにQQQのここ10年間の年率トータルリターンは12%を超えている。

12%弱のウエイトで保有されているAppleが倒産しても、たった1年で戻る計算になる。 実際はそうなれば6割を占める情報技術セクター全体も大打撃を受けるだろうが。

バブルであれば確かにリスク

もちろん分野全体がバブルであればリスクは大きい。 けれども、情報技術セクターもかなりインフラ化しつつあるように思う。

ちなみに今確認したところ、QQQの平均PERは23.91%であった。
上位の構成銘柄を確認しておこう。

銘柄 QQQにおける割合 PER
Apple 11.88% 19.38
Microsoft 8.94% 31.81
Amazon 7.73% 330.08
Facebook 5.74% 35.13
Alphabet C 4.95% 38.02
Alphabet A 4.26% 38.22
Intel 2.92% 15.73
Cisco Systems 2.58% 21.51
Comcast 2.54% 20.38
Amgen 1.72% 17.10

これまた裏付けのない意見だが、上位の企業であっても成長は止まっておらず、既存事業の利益を投資家よりも有効に再投資していける企業であるように思う。

その上位が破産すればさすがに痛いが。

またQQQの宣伝をしてしまった

どうやらmicanはQQQに心底惚れ込んでしまっているようだ。
(HDVをポートフォリオに加えている最大の理由は、暴落に直面して放心状態の自分自身にQQQへの資金投入を強制するためだ)

ところで、GEとIBMの買い時を考えはじめている自分がいる。

mican


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