投資をするのは老後のためではない。
どうもmican(@kata_mican)と申す。
micanがiDeCoをやらない理由
本当のところ、独身で投資を続けていくつもりならiDeCoのデメリットなんてあってないようなものだと思うんだけど、それでも 今の自分にとって は大きなデメリットなんだと主張するための記事になる。
もちろんこの考えが半年後に変わってる可能性も十分にあるし、10年後には高確率で変わってる。(筆者はまだギリギリ20代)
はじめに断わっておくと、数字が正確であることは保証しない。話半分で読んでおくれ。
iDeCoのメリット
所得控除
年間24万円拠出できる人がそれだけ拠出したとして、税率20%の人なら4万8千円の節税になる。
24万円拠出して4万8千円が返ってくるのだから、実質的に拘束されるのは19万2千円だ。
つまり、19万2千円を投資すると、どこからともなく4万8千円の含み益が発生する。
運用開始して即座に25%の含み益。確かにでかい。
逆に言えば、投資をするのにiDeCoをやらないのは4万8千円損しているということだ。
運用益非課税、受け取るときもうまく制度を利用すれば非課税(たいていは非課税・微課税にできる?)
(自分のお金を拠出して運用益も非課税とするなら、受け取るときも無条件で非課税じゃないとおかしくない? これはつまり、実際は非課税ではなく、課税タイミングを先送りしてるだけなのだ!(喝破))
(まあ実際のところ、運用中に課税されるかどうかで複利の効きかたが全く違うので……)
(結果的に非課税になるならいいじゃん)
おっと、心の声が議論を始めてしまった。
いずれにしても、いきなり(収入によるけど)25%の含み益を獲得できて、さらにNISA状態が続くというのがメリットと理解している。
だけどもちろんデメリットもある。
iDeCoのデメリット
60歳になるまで受け取れない
(例外は一応あり、死亡一時金と障害給付金)
自分にとって、これが唯一にして最大のデメリット。
詳しくは下でまた書く。
もうひとつよく言われるところでは、
投資できる商品が限られている
投資できるのは定期預金や保険、そして一部の投資信託に限られるそう。
とはいえ楽天VT・VTIもあるそうだし、そこまで問題ではない。
結局、どういった制度なのか
これを僕は次のように解釈してる。
「年間19.2万円拘束させてね、30年後に140万円にして返すから」
(24 * (1.06 ** 30) = 137.84378815、楽天VTIに投資して順調にリターンが得られた場合たぶんこれくらい。もちろん保証はない)
つまり、実際のところ、現在の可処分所得は減る のだ。
いま自由に使える20万円と、30年後に受け取れる140万円。どっちを選ぶ?
哲学的な設問になってしまった。
ところで、
いま自由に使える20万円を配当利回り3%の銘柄に投資したら、来年には自由に使える6千円が生まれる。
単利で考えても8年間積み上げたら、9年目には配当だけで4.8万円。
つまり、iDeCoの年間の節税額に相当するようになっている。
もしもキャピタルゲイン含めて6%のリターンが得られるなら、5年目に4.8万円(単利)。
もちろんiDeCoでも運用はできるわけだから、節税できたはずの額を損してることは変わらない。
だけど、5年目の4.8万円は、自由に使える4.8万円。
元本80万円だって拘束されてない。
あなたはどちらを選びますか。
micanはというと、じぶん年金よりじぶんベーシックインカムを作りたいのだ。
mican
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