下落相場や暴落時にどう動くべきか考えておこうと思った。
どうもmican(@kata_mican)と申す。
逆張りモード!?
米国株はこのまま堅調に推移していくだろうか?
はっきり言ってわからない。
だけど一度下落相場に入ったら、毎日のように含み損が膨らんでいく。
あるいは数日で評価額が50%を切るような暴落だってあるかもしれない。
下落時は弱気になる
仮想通貨の話題を追いかけていればわかるように、下落時というのは、目や耳に入るあらゆる情報が弱気になる。
デマだって飛び交う。
そんな情報に毎日触れていたら、含み損を確定しないことがどうしようもなく愚かなことに思えてくる。
あるいは「もっと安全な」投資方法を模索したくなるかもしれない。
「総悲観」というからには、自分が悲観するようになってようやく「総悲観」なのだ。
けれでも一方で、総悲観の中での強気な行動は大きなリターンで報われてきた(と思う)。
実践できるかはともかく、より強気に動くことを意識できるように、少しルールを加えたいと思う。
名付けて、「逆張りモード」だ。
守りに入ることを許さない、シンプルなルール作りを
運用時に迷いが生じないよう、ルールはシンプルな方がいい。
幸いHDV:QQQ=50:50のポートフォリオはそれ自体かなりシンプルで、例えば「誤差」を言い訳にした恣意的な運用はかなり抑えられると考えている。
どんな状況でも、総評価額の低い方にまず買いをいれなければならないからだ。
新ルールもできる限りシンプルに保ちたい。
適用時期を自由に選べるオプションルール
新ルールの適用時期は選べるようにする。なんなら、順張りに使ったっていい。
つまるところ恒常的なルールと変わらない。
その代わり、どう恣意的に運用しようとも守りに使うことは不可能なルールにするのだ。
(HDV + VYM + VIG + VTI) : QQQ = 50:50 へ
高配当のHDVと高成長のQQQを比べたとき、下落局面に強いのはHDVであろう。
HDVがディフェンシブな構成であることは多くのブロガーさんが指摘するところであり、私もそう思う。
一方でQQQはテクノロジー銘柄がおよそ60%を占める、攻めのETFだ。
つまり、QQQの割合を下げることは守りにつながるため許されてはならない。
変更可能なのはHDVだ。
したがって、これまでHDV:QQQ = 50:50のポートフォリオのうち、HDVが担っていた部分に少し遊びを持たせる。
(HDV + VYM + VIG + VTI) : QQQ = 50:50
QQQの50%さえ守っていれば、残りの50%は4銘柄から自由に選べるルールだ。
これが逆張りに有効であるとmicanは考えている。
各ETFの配当利回りと年率トータルリターン
いずれもYahoo Finance, 2017/1/17参照
配当利回り | 1年 | 3年 | 5年 | 10年 | |
---|---|---|---|---|---|
HDV | 3.28 | 13.41 | 9.43 | 12.76 | - |
VYM | 2.81 | 16.42 | 10.97 | 15.06 | 8.61 |
VIG | 1.88 | 22.22 | 10.30 | 13.74 | 8.54 |
VTI | 1.71 | 21.21 | 11.13 | 15.57 | 8.74 |
どのETFもHDVに配当利回りにおいてこそ劣るものの、ここ5年のトータルリターンでは上回っている。
各ETFの特徴
- VYMは高配当ながら金融やテクノロジー多めでまさしく逆張りモードに最適! 素敵!
- VIGは10年以上連続増配の「優良株」を集めたETF。だけど、あれ? 10年といえば、そろそろリーマンショックから10年じゃなかったっけ??
- VTIの構成銘柄数はおよそ3600! 景気後退後の確実な成長を拾う!
ダークホースはVIG
そろそろ景気後退時の減配実績がある企業が含まれるようになってもおかしくない。
次の〇〇ショックなど、連続増配銘柄が絞られそうなタイミングで拾いたいところ。
当面の運用は HDV (+既得VYM) :QQQ = 50:50で
HDV以外のETFはいずれも下で拾った方が美味しそうだと再確認した。
とはいえ、方針の定まらないうちに手を出したVYMがあるから、それも50:50ポートフォリオに加えておこうと思う。
何より、QQQを買い足す理由が欲しいのだ!
そして、前回の記事につながるわけであります。
よろしくな!
2018/1/18 mican
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