期待値にfxxk you



『反脆弱性』上 を読んだ。
現代っ子なら直感的になんとなーく考えたことがあるような内容だと思う。

予測を頼りにした戦略は脆弱である。

期待値?
あほくさ。
人生一度きりなんだけど、わかってる?

たとえば宝くじ。
馬鹿にされるよね。

でもさ、6億ありゃさ、それって最強のfxxk you moneyじゃん(雇用主にfxxk you と叫べるお金)。
BIGは300円じゃん。毎年買うなら、20年で6000円。

え?
期待値関係なくね?

6000円で6億円がもらえるかもしれない券を、期待値ではかる?
期待値では3000円しかもらえないから買うのは馬鹿?

何回試行するつもりなんですかね…。

買う回数は少なければ少ないほど良い。
宝くじ一本に全人生をかけるのは、良い選択であるとは言えない。


一方で、確実に期待値がプラスであると言い切れる商品があったとしても、ゼロ(マイナス)になる可能性が存在する限り、全人生をかけるのは良い選択であるとは言えない(脆弱である)。

試行がストップした瞬間に、期待値はただの灰になるのだ。
「生き残れ」というのはそういうことでもある。







せいぜい高校レベルであろう数学に脳を破壊されたどうしようもない馬鹿どもは、自分の人生を誤解しているのではないか。
あなたは永遠に生きられるわけではない。無限の生を繰り返すわけでもない。
人生を期待値ではかるのは勝手だが、起きたことは1/1なのだ。

医者と政治家は本当にどうしようもない。
必要悪というやつで、尊敬すべき相手でも影響を受けるべき相手でもない。

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