【MGK】バンガード・米国メガキャップ・グロースETF

QQQを代替しうるか。
どうもmican(@kata_mican)と申す。

株式のリターンは下はゼロ、上は無限大と言われることがある。
無限大へ向かう成長を取り込むなら、利確を可能な限り引き伸ばせる、メガキャップ・ラージキャップへ投資するのが合理的であろうと、micanは直感的に考えている。

さて、今回はメガキャップグロースのMGKというETFについて調べてみた。
MGKはNYSEも取り込めるQQQになるだろうか。



MGKの基本情報

バンガード社PDFから、2017年9月30日現在。
概要
日本語名 バンガード・米国メガキャップ・グロースETF
英語名 Vanguard Mega Cap Growth ETF
連動 CRSP USメガキャップ・グロース・インデックス
経費率 0.07%
ETF純資産総額 31.88億USD
設定日 2007/12/17

なんといっても経費率が0.07%と小さいのが魅力(QQQは0.20%)。
ただ、もちろん重要なのは中身だ。

構成銘柄

構成銘柄数は129。
多すぎず少なすぎず。

セクター別構成比率

セクター 2017/12/31
テクノロジー 28.10%
消費者サービス 22.50%
ヘルスケア 11.30%
金融 11.40%
消費財 11.10%
資本財 10.90%
石油・ガス 3.20%
素材 1.30%
通信サービス 0.20%

テクノロジーの比率が3割近いが、6割に迫るQQQよりはずっとおとなしい構成だろう。
一方でQQQに含まれない金融セクターが入ってきていることには注意したい。

テクノロジーに含まれないアマゾン(AMZN)の例のように、有望な新興企業がテクノロジーセクターから出てくるとは限らない。
だからセクターETFではなく、グロースに注目したこのMGKや、NASDAQ100をまるっと対象にしたQQQに優位性があるのではないかとmicanは考えている。

主要構成銘柄

こちらはYahoo Finance (2/7参照)より。
略称 シンボル 比率
アップル AAPL 8.64%
アマゾン AMZN 5.29%
フェイスブック FB 4.65%
アルファベットA GOOGL 3.47%
アルファベットC GOOG 3.44%
ビザ V 2.28%
コムキャスト CMCSA 2.06%
コカ・コーラ KO 1.94%
ボーイング BA 1.84%

QQQと比べると、例えばアップルAAPLの比率が低く、マイクロソフトMSFTの名前も見えない。
一方でビザVやコカ・コーラKO、ボーイングBAといった、バフェット派シーゲル派好み(たぶん)の銘柄が入ってきている。

でも、一番大事なのは銘柄の組み入れ基準

なにをもって「グロース」としているのか。
ここがわからないと気持ちよく買えないし、長期ガチホする気にもならない。

こういうときは、連動する指数について調べるのだ。

CRSP USメガキャップ・グロース・インデックスとは

ねえ、ちょっと、MGK(まじか)!
昨日「グロースとバリューは排他的関係ではない」とか偉そうなこと書いたんだけど、
CRSPはどうもグロースとバリューを排他的に分類しているような気がする。
(Band Regionはあるにしても)


(CRSP INDEXES METHODOLOGY GUIDE p.33)

あのですね、
この図だと、右下隅に位置する銘柄群に集中投資するのが一番効率いいよね。
だって、高成長で割安ってことでしょ?

左上(低成長割高)は絶対に投資したくないけど、右上(バリュー)と左下(グロース)をあえて選ぶ理由も特にない。

はあ。
この図の解釈があってるかわからないけど、なんだか急に気持ちが疲れてしまった。
スマートベータって、おら苦手だな。

やっぱりNASDAQ100が偉大だわあ。

またな。

mican



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