QQQを代替しうるか。
なんといっても経費率が0.07%と小さいのが魅力(QQQは0.20%)。
ただ、もちろん重要なのは中身だ。
多すぎず少なすぎず。
テクノロジーの比率が3割近いが、6割に迫るQQQよりはずっとおとなしい構成だろう。
一方でQQQに含まれない金融セクターが入ってきていることには注意したい。
テクノロジーに含まれないアマゾン(AMZN)の例のように、有望な新興企業がテクノロジーセクターから出てくるとは限らない。
だからセクターETFではなく、グロースに注目したこのMGKや、NASDAQ100をまるっと対象にしたQQQに優位性があるのではないかとmicanは考えている。
QQQと比べると、例えばアップルAAPLの比率が低く、マイクロソフトMSFTの名前も見えない。
一方でビザVやコカ・コーラKO、ボーイングBAといった、バフェット派シーゲル派好み(たぶん)の銘柄が入ってきている。
ここがわからないと気持ちよく買えないし、長期ガチホする気にもならない。
こういうときは、連動する指数について調べるのだ。
昨日「グロースとバリューは排他的関係ではない」とか偉そうなこと書いたんだけど、
CRSPはどうもグロースとバリューを排他的に分類しているような気がする。
(Band Regionはあるにしても)
(CRSP INDEXES METHODOLOGY GUIDE p.33)
あのですね、
この図だと、右下隅に位置する銘柄群に集中投資するのが一番効率いいよね。
だって、高成長で割安ってことでしょ?
左上(低成長割高)は絶対に投資したくないけど、右上(バリュー)と左下(グロース)をあえて選ぶ理由も特にない。
はあ。
この図の解釈があってるかわからないけど、なんだか急に気持ちが疲れてしまった。
スマートベータって、おら苦手だな。
やっぱりNASDAQ100が偉大だわあ。
またな。
mican
どうもmican(@kata_mican)と申す。
株式のリターンは下はゼロ、上は無限大と言われることがある。
無限大へ向かう成長を取り込むなら、利確を可能な限り引き伸ばせる、メガキャップ・ラージキャップへ投資するのが合理的であろうと、micanは直感的に考えている。
(->当ブログ記事「QQQは青天井なんじゃないかと思えてしまうのだが」参照)
さて、今回はメガキャップグロースのMGKというETFについて調べてみた。
MGKの基本情報
バンガード社PDFから、2017年9月30日現在。
概要 | |
---|---|
日本語名 | バンガード・米国メガキャップ・グロースETF |
英語名 | Vanguard Mega Cap Growth ETF |
連動 | CRSP USメガキャップ・グロース・インデックス |
経費率 | 0.07% |
ETF純資産総額 | 31.88億USD |
設定日 | 2007/12/17 |
なんといっても経費率が0.07%と小さいのが魅力(QQQは0.20%)。
ただ、もちろん重要なのは中身だ。
構成銘柄
構成銘柄数は129。多すぎず少なすぎず。
セクター別構成比率
セクター | 2017/12/31 |
---|---|
テクノロジー | 28.10% |
消費者サービス | 22.50% |
ヘルスケア | 11.30% |
金融 | 11.40% |
消費財 | 11.10% |
資本財 | 10.90% |
石油・ガス | 3.20% |
素材 | 1.30% |
通信サービス | 0.20% |
テクノロジーの比率が3割近いが、6割に迫るQQQよりはずっとおとなしい構成だろう。
一方でQQQに含まれない金融セクターが入ってきていることには注意したい。
テクノロジーに含まれないアマゾン(AMZN)の例のように、有望な新興企業がテクノロジーセクターから出てくるとは限らない。
だからセクターETFではなく、グロースに注目したこのMGKや、NASDAQ100をまるっと対象にしたQQQに優位性があるのではないかとmicanは考えている。
主要構成銘柄
こちらはYahoo Finance (2/7参照)より。略称 | シンボル | 比率 |
---|---|---|
アップル | AAPL | 8.64% |
アマゾン | AMZN | 5.29% |
フェイスブック | FB | 4.65% |
アルファベットA | GOOGL | 3.47% |
アルファベットC | GOOG | 3.44% |
ビザ | V | 2.28% |
コムキャスト | CMCSA | 2.06% |
コカ・コーラ | KO | 1.94% |
ボーイング | BA | 1.84% |
QQQと比べると、例えばアップルAAPLの比率が低く、マイクロソフトMSFTの名前も見えない。
一方でビザVやコカ・コーラKO、ボーイングBAといった、バフェット派シーゲル派好み(たぶん)の銘柄が入ってきている。
でも、一番大事なのは銘柄の組み入れ基準
なにをもって「グロース」としているのか。ここがわからないと気持ちよく買えないし、長期ガチホする気にもならない。
こういうときは、連動する指数について調べるのだ。
CRSP USメガキャップ・グロース・インデックスとは
ねえ、ちょっと、MGK(まじか)!昨日「グロースとバリューは排他的関係ではない」とか偉そうなこと書いたんだけど、
CRSPはどうもグロースとバリューを排他的に分類しているような気がする。
(Band Regionはあるにしても)
(CRSP INDEXES METHODOLOGY GUIDE p.33)
あのですね、
この図だと、右下隅に位置する銘柄群に集中投資するのが一番効率いいよね。
だって、高成長で割安ってことでしょ?
左上(低成長割高)は絶対に投資したくないけど、右上(バリュー)と左下(グロース)をあえて選ぶ理由も特にない。
はあ。
この図の解釈があってるかわからないけど、なんだか急に気持ちが疲れてしまった。
スマートベータって、おら苦手だな。
やっぱりNASDAQ100が偉大だわあ。
またな。
mican
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