単元未満株という選択肢(国内株)


単元未満株(国内株)という選択肢。
どうもmican(@kata_mican)と申す。

個別株を買うならば、国内株も視野に入る

ETFなら米国株

ETFでまるっとざっくり投資するなら米国株が合理的だ。
人口増加国であり、覇権国であり、イノベーションが大きく報われる国である。

英語は事実上世界の共通語であり、また、現状グローバル化なるものを主導しているのは米国である。
米国内で生まれた商品やサービスは、生まれたその瞬間から世界をターゲットにしている。

もちろん個別に投資して当たりを引ける確率は高くないだろう。
しかし期待値は日本株を上回っており、まるっとざくっと投資することでその恩恵を受けることができる。

NASDAQ100にまるっと投資すれば、すでに成功の途上にある企業のさらなる発展を取り込むことができる(とmicanは考えている)。
例えば2016年の末にNASDAQ100に入ってきたTESLAに投資する(賭ける)のに、遅すぎるということはない。
TESLAが世界を取ってしまうということが可能性として存在するからだ。

また、iOSかAndroidかで悩む必要もない。
Apple株もAlphabet(Google)株もNASDAQ100の主要な構成銘柄であって、モバイル端末市場全体のさらなる発展を信じることができれば十分なのだ。

そのように考えるから、micanはQQQを主軸にしている。
もちろん後付け理論は多分に含まれるのだが、きっかけと理由は本来別のものなのだ。理由は強化され続ける。

個別株でETFの死角をカバー? 逆だよね

さて昨日の記事で、micanはNYSEの有望株を取りこぼしたくないと書いた。
取りこぼしたくないためにAlibabaとTwitterの株を、なんの検討を加えることもなく買ったのだと。

考えれば考えるほど、自分の短い投資人生最大の過ちである。
戒めにと思い、結局Twitter株は成り行きで売り払った。
一株当たり0.4ドルのマイナス。実は売却手数料5.4ドルのほうが何倍も大きかったりする。
安い戒めである。

なおAlibabaはホールド。

ETFの基準にとらわれない

個別株では銘柄の入れ替え判断を自分でしなければならない。
その企業について情報を集め、将来性を見極め、財務状況を確認する。
だけどそれができるなら、なにもETFを選ぶのと同じ基準にこだわる必要はない。

日本株でもいいし、中小型株でもいいのだ。
個別株は必ずしも国家の栄枯盛衰に連動するわけでもないし、出口も自分で決められるのだから。

日本株の心理的な参入障壁

単元株制度

micanが米国株に興味を引かれた理由として、1株単位で買えるということがある。
Appleなら180ドルあれば買える。

日本株はどうだろう。
株価が6500円と買いてあっても、100株の単元で買おうとすると、65万円必要になるのだ。

買えない買えない。
いや、買えないことはないが、自分のような貧乏人にとってはあまりに集中投資になるではないか。

そこで、ふつふつと怒りがわいてくるのだ。

日本の制度は金持ちのための制度だ。
貧乏人も買えないことはないが、あまりに過大な覚悟や忠誠心を求める。

日本の制度は参入障壁を設けることで、労働者に気づかれないようにしているのだ。

税率45%の分厚い雲を抜けた先に、青空が広がっていることに。

累進課税なんてなんの意味もない。
雲上人は20%の霧のような税率さえも、うまく避けて通ってみせる。

そんな事実を、彼らは知られたくないのだ。

単元未満株

「いやいや、micanさん、1株から買える制度もあるのよ」

ええ、知ってます。ありがとう。
だけどね、手数料高いじゃない。

ふざけるんじゃないわよ。

「手数料、そんなに高いかしら。一度ちゃんと調べてみたら?」

はい。

実はそんなに高くない手数料

調べてみました。
表記にズレがあるのは各社サイトでズレがあるからです。

証券会社 手数料 最低手数料
SBI証券 0.500%(税込0.540%) 50円(税込54円)
マネックス証券 0.5%(税抜) 48円

米国株と変わらないどころか、最低手数料は米国株の1/10である。

さらに、国内株単元株と比べても遜色ない。

単元株の、10万円までの株式取引手数料

証券会社 5万円まで 10万円まで
SBI証券 50円 90円
マネックス証券 - 100円

もちろんこの価格帯で買えるなら単元未満株に手を出す必要はないわけだから、純粋な比較にはならない。
それにしても、思ったより安かったのではないだろうか。

日本株にも手を出してみようと思った

ただし、世界市場をターゲットにしている企業に限る。

mican


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